工事事例
スイッチが反応しない
スイッチが反応しない
洗面所のスイッチだけが急に何も反応しなくなってしまったので見てほしいというご依頼でした。早速問題のスイッチ部分を確認、まず操作してみましたがお問合せいただいたとおり何の反応もありません。
先述の通り、これまで何の問題もなく使用できていたという事は原因は2つ考えられます。原因1)スイッチそのものの劣化による故障
原因2)配線劣化などにより電気がスイッチ元まで通ってきていない
スイッチを長期間使用していない場合は別の要因が絡むケースもありますが、日常的に使用しているスイッチにトラブルが起きた場合上記のいずれかが該当するケースがほとんどです。スイッチカバーを外し、原因の特定を試みます。
原因を明らかにするために「テスター(電気測定器)」という機器を使用します。テスターとは、スイッチに流れる電流や電圧を計測する機器であり、こちらを使用することでスイッチ元まで電気が届いているのかどうかを調査します。
スイッチ元までの通電が確認できれば「スイッチそのものの劣化による故障」、確認ができなければ「配線劣化などにより電気がスイッチ元まで通ってきていない」と判断することができます。テスターにより通電の結果ができましたのでスイッチ元まで電気が通っていることが確認できました。どうやら今回のトラブルは「スイッチそのものの劣化による故障」が原因のようです。
トラブルの原因がスイッチの劣化によるものだということと、ポーチのスイッチ部分のみ新品に交換することでトラブルが解消するという事をご説明し、スイッチ交換工事の了承をいただき早速スイッチ交換を行いました。ポーチのスイッチ部分を本体から取り外し、配線が正常に接続されているか確認します。
配線作業は電気工事士の資格が必要です。無資格で行うと感電や漏電、火災のおそれがあるため、スイッチやコンセントなどの電気製品の交換の際は、是非ビリックまでご連絡ください。スイッチを交換して再びクロスをキズつけないようにスイッチを設置します。
それぞれのスイッチを入れ、いずれも問題なく反応することをお客様と共に確認次第、作業完了です。スイッチの寿命は個体差がありますが、一般的に10~15年と言われています。スイッチトラブルはもちろん様々な電気トラブルに対応しておりますので、お困りの際はぜひご連絡ください。